長月

9月は長月「ながつき」です。

夜の長さをいっています。長月は夜が長くなり、月を眺めるようになるこの時期。夜長月(よながづき)の略です。

他の月と違い、由来がはっきりしていますね。

 

この頃は災害も多いため9月1日は「防災の日」、として意識が高まっていますね。

 

私がこの季節で最近気になっていたことは「重陽の節句」(旧暦の9月9日)です。

今まで音として聞いてはいましたが、漢字もどういうことかもあまり疑問に思わずにいました。

調べると、[今や忘れ去られようとしている行事]とでています!

 

古代中国から伝わった健康長寿を祈る行事で、

陽数の極である九が重なる意味から重陽といって大変めでたい日と書かれています。

(それなのに忘れ去られようとしているのか!行事としてつまらないのかな??とワクワク)

 

何をするかというと、菊の花を飾り、愛で、菊酒も飲んで祝う。

菊酒とは、食用の菊を日本酒に浮かべるだけのシンプルなもの。

(あぁ~…そういう風流なことは確かに受け継がれにくいかも⤵

 

菊酒用の日本酒は菊の香りを楽しめるよう、香りの穏やかなほうがオススメみたい。

今年は10月14日です。

 

日の出は遅くなり、日の入りも早くなったな、と感じるこの頃。

重陽の節句の頃、より一層夜を長く感じるその頃に、今年は菊酒をたしなんでみたいです🌕